20世紀日本人名事典 「服部英太郎」の解説 服部 英太郎ハットリ エイタロウ 昭和期の社会政策学者 生年明治32(1899)年4月29日 没年昭和40(1965)年12月20日 出生地和歌山市 学歴〔年〕東京帝大法学部政治学科〔大正12年〕卒 学位〔年〕経済学博士〔昭和26年〕 経歴東北帝大法文学部助手、大正13年助教授となり、社会運動史、社会政策論を講じた。昭和5年欧州留学、英米を経て7年帰国、10年教授。17年思想問題で辞職、治安維持法違反容疑で検挙される。戦後21年東北帝大に復職、25年経済学部長、日本学術会議会員。37年福島大学長兼任。38年東北大定年退官、名誉教授。40年福島大学長に再選される。大河内一男東大教授の社会政策論批判で有名。著書に「服部英太郎著作集」(全8巻)がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「服部英太郎」の解説 服部英太郎 はっとり-えいたろう 1899-1965 昭和時代の経済学者。明治32年4月29日生まれ。昭和10年東北帝大教授。17年治安維持法違反容疑で検挙,21年復職。戦後の社会政策論争で東大の大河内(おおこうち)一男の説を批判した。37年福島大学長(東北大教授を兼任)。昭和40年12月20日死去。66歳。和歌山県出身。東京帝大卒。著作に「ドイツ社会政策論史」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by