服部英竜(読み)はっとり えいりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「服部英竜」の解説

服部英竜 はっとり-えいりゅう

1842-1905 幕末-明治時代の日本画家。
天保13年生まれ。大隅(おおすみ)(鹿児島県)国分郷向花(むけ)村の人。長崎にでて画をまなぶ。国分郷日当山(ひなたやま)温泉で湯治中の西郷隆盛にしばしば接し,犬をつれた狩猟姿の肖像画をえがいた。この画は東京の上野公園にある西郷像の原図とされる。明治38年12月26日死去。64歳。本名は有馬貞英。通称は喜右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android