望気(読み)ボウキ

デジタル大辞泉 「望気」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐き〔バウ‐〕【望気】

雲気を見て吉凶を占うこと。

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精選版 日本国語大辞典 「望気」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐きバウ‥【望気】

  1. 〘 名詞 〙 雲気を見て吉凶を判断すること。→観天望気
    1. [初出の実例]「春者年之始也。望気之者。称今歳豊衍之由云々」(出典明衡往来(11C中か)下本)
    2. [その他の文献]〔史記‐封禅書〕

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普及版 字通 「望気」の読み・字形・画数・意味

【望気】ぼう(ばう)き

雲気を見て卜う。〔墨子、迎敵祠〕氣に大將の氣り、小將の氣り。り、來氣り、敗氣り。能く之れをらかにするを得るは、敗吉凶を知るべし。

字通「望」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の望気の言及

【観天望気】より

…天気の変りを予測するため,空の状況を観察すること。雲や風,暈(かさ),虹,視程などの光象が主な観察対象である。昔はこの方法によって天気を予測していた。今では科学的な技術が進み,重要性はうすれたが,短時間の予測には有効なこともある。太陽や月に暈がかかると雨,レンズ雲は強い風の前兆,夕焼けは晴れ,煙がまっすぐ上がると晴れ,横にたなびくと雨,などはその例である。天気俚諺【高橋 浩一郎】…

※「望気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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