日本歴史地名大系 「朝日新町」の解説 朝日新町あさひしんまち 富山県:氷見市朝日新町[現在地名]氷見市朝日本町(あさひほんまち)・丸の内(まるのうち)湊(みなと)川下流の西岸にあり、通称は田(た)町。郡奉行支配下であったが、史料には朝日新町とみえることが多く、泉(いずみ)村源兵衛の弟覚左衛門が町立てを願出(憲令要略)、慶安三年(一六五〇)加賀藩に受理されたことに始まる。寛保二年(一七四二)の高免等書上帳(折橋家文書)によれば、朝日新町とあり、無高で地子米三三石余、散小物成として釣役五五匁・猟船櫂役九五匁・渡海船櫂役一三三匁・手繰網役三二匁があり、頭振一〇九軒。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by