朝汐太郎(読み)アサシオ タロウ

20世紀日本人名事典 「朝汐太郎」の解説

朝汐 太郎(1代目)
アサシオ タロウ

明治期の力士(大関)



生年
元治1年11月28日(1864年)

没年
大正9(1920)年8月26日

出生地
伊予国玉津村字朝日市(愛媛県)

本名
増原 太郎吉

別名
年寄名=佐野山 太郎吉(サノヤマ タロウキチ)

経歴
相撲巧者にして、その堅実な取り口で明治中期に活躍した大関。明治23年1月初土俵。26年1月関脇となり連続11場所務めて、31年5月大関に昇進。在位5年10場所、晩年平幕に落ちたが名大関として知られた。41年1月引退し、年寄佐野山を襲名。幕内在位36場所、138勝76敗31分12預。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朝汐太郎」の解説

朝汐太郎(初代) あさしお-たろう

1864-1920 明治時代の力士。
元治(げんじ)元年11月28日生まれ。明治14年大阪相撲の押尾川部屋に入門,23年東京相撲の高砂(たかさご)部屋にうつり,朝汐を名のる。31年大関に昇進し在位5年,名大関として知られた。引退後は年寄佐野山を襲名した。大正9年8月26日死去。57歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身本名は増原太郎吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「朝汐太郎」の解説

朝汐 太郎 (あさしお たろう)

生年月日:1864年11月28日
明治時代の力士。大関
1920年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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