朝菌(読み)ちょうきん

精選版 日本国語大辞典 「朝菌」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐きん テウ‥【朝菌】

〘名〙 朝生えて晩に枯れるというきのこ。短命なもののたとえ。
菅家文草(900頃)四・小知章「蟪蛄夏生、朝菌暮死、小年也」 〔荘子‐逍遙遊〕

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デジタル大辞泉 「朝菌」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐きん〔テウ‐〕【朝菌】

朝、生えて夜には枯れるというきのこ。短命であることのたとえ。

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普及版 字通 「朝菌」の読み・字形・画数・意味

【朝菌】ちよう(てう)きん

一日で枯れるという菌。はかないものにたとえる。〔荘子、逍遥遊〕(くわいさく)を知らず、蛄(けいこ)(けら)は春秋を知らず。

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