朝集堂(読み)チョウシュウドウ

デジタル大辞泉 「朝集堂」の意味・読み・例文・類語

ちょうしゅう‐どう〔テウシフダウ〕【朝集堂】

大内裏朝堂院の南域にあった建物応天門を入って東西に相対してあり、大礼のとき百官が参集して待機した所。朝集殿

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精選版 日本国語大辞典 「朝集堂」の意味・読み・例文・類語

ちょうしゅう‐どうテウシフダウ【朝集堂・調集堂】

  1. 〘 名詞 〙 藤原京以後の大内裏朝堂院の建物の一つ。朝堂院の南域、南面外門(平安京では応天門)の内に東西相対してあり、東を東朝集堂、西を西朝集堂という。大礼の時百官が参集し待機する所。朝集院。朝集殿。
    1. [初出の実例]「於朝集堂王孝廉等、賜楽及祿」(出典日本後紀‐弘仁六年(815)正月壬辰)

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