朝題目に宵念仏(読み)アサダイモクニヨイネンブツ

デジタル大辞泉 「朝題目に宵念仏」の意味・読み・例文・類語

朝題目あさだいもく宵念仏よいねんぶつ

天台宗で、朝、法華懺法を行い、夕に念仏を唱える例時作法を修すること。転じて、定見のないことのたとえ。朝題目夕念仏

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精選版 日本国語大辞典 「朝題目に宵念仏」の意味・読み・例文・類語

あさだいもく【朝題目】 に=宵念仏(よいねんぶつ)[=夕念仏(ゆうねんぶつ)

  1. 天台宗で、朝、法華懺法(ほっけせんぼう)を行ない、夕方、念仏を唱える例時作法を行なうこと。転じて、定見のないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「八宗九宗とせり合へど、〈略〉後生願への種にとて朝題目に宵念仏(ネブツ)」(出典浄瑠璃摂州合邦辻(1773)下)

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