朝鮮沓(読み)ちょうせんぐつ

精選版 日本国語大辞典 「朝鮮沓」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐ぐつテウセン‥【朝鮮沓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 近世日本で男子用の皮ぐつ。形は足袋に似ているが今日の靴下同型で、つま先とかかとに別の皮を重ね、鉄びょうを打ったもの。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
    1. 朝鮮沓<b>①</b>〈守貞漫稿〉
      朝鮮沓〈守貞漫稿〉
  3. に似た足袋か。
    1. [初出の実例]「足袋(たび)はちくさのてうせんぐつにいせざうりをはき」(出典洒落本・二蒲団(1801))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android