デジタル大辞泉 「木の丸殿」の意味・読み・例文・類語 きのまろ‐どの【木の▽丸殿】 丸太で造った粗末な殿舎。特に、福岡県朝倉市にあった斉明天皇の行宮あんぐうのこと。黒木の御所。きのまるどの。[歌枕]「朝倉や―にわれ居をれば名のりをしつつ行くは誰たが子ぞ」〈新古今・雑中〉 きのまる‐どの【木の丸殿】 「きのまろどの」に同じ。「山の中なれば、かの―もかくやと」〈平家・八〉 このまろ‐どの【木の▽丸殿】 ⇒きのまろどの 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例