木下常太郎(読み)キノシタ ツネタロウ

20世紀日本人名事典 「木下常太郎」の解説

木下 常太郎
キノシタ ツネタロウ

昭和期の文芸評論家



生年
明治40(1907)年11月16日

没年
昭和61(1986)年12月6日

出生地
東京

学歴〔年〕
慶応義塾大学英文学科〔昭和7年〕卒

経歴
昭和初期から「三田文学」「詩と詩論」「文芸汎論」などに詩論を発表。戦後は詩人論や時評なども発表し、昭和29年村野四郎との共著現代の詩論」を刊行。ほかにロレンス処女ジプシー」やエズラ・パウンド「文学精神の源泉」などの翻訳がある。慶応義塾大学講師、日本出版協会事務局長、独協大学講師を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下常太郎」の解説

木下常太郎 きのした-つねたろう

1907-1986 昭和時代の評論家。
明治40年11月16日生まれ。昭和初期から「三田文学」「詩と詩論」などにおおくの詩論や海外情報を発表。戦後は「詩学」などに詩人論などをかく。昭和29年村野四郎との共著「現代の詩論」を刊行。D.H.ロレンス「処女とジプシー」,エズラ=パウンド「文学精神の源泉」などの翻訳もある。昭和61年12月6日死去。79歳。東京出身。慶大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「木下常太郎」の解説

木下 常太郎 (きのした つねたろう)

生年月日:1907年11月16日
昭和時代の文芸評論家。日本出版協会事務局長
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android