両界(読み)リョウカイ

精選版 日本国語大辞典 「両界」の意味・読み・例文・類語

りょう‐がいリャウ‥【両界】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りょうかい」とも ) 仏語
  2. 密教の金剛界と胎蔵界。両部。
    1. [初出の実例]「極楽寺と云ふ寺に木像の両界の像御(おはし)ます」(出典今昔物語集(1120頃か)三一)
  3. りょうがい(両界)の法
    1. [初出の実例]「ただ日ごとに法花経一部、両かいなど行なひ侍を」(出典:今鏡(1170)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む