精選版 日本国語大辞典 「両界」の意味・読み・例文・類語 りょう‐がいリャウ‥【両界】 〘 名詞 〙 ( 「りょうかい」とも ) 仏語。① 密教の金剛界と胎蔵界。両部。[初出の実例]「極楽寺と云ふ寺に木像の両界の像御(おはし)ます」(出典:今昔物語集(1120頃か)三一)② =りょうがい(両界)の法[初出の実例]「ただ日ごとに法花経一部、両かいなど行なひ侍を」(出典:今鏡(1170)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例