20世紀日本人名事典 「木庭二郎」の解説 木庭 二郎コバ ジロウ 昭和期の物理学者 生年大正4(1915)年3月7日 没年昭和48(1973)年9月28日 出生地東京 学歴〔年〕東京帝大理学部物理学科〔昭和20年〕卒 学位〔年〕理学博士 経歴東大助手を経て昭和24年大阪大学理学部助教授、29年京都大学基礎物理学研究所教授、34年ワルシャワ大学に転じ、38年コペンハーゲンのニールス・ボーア研究所教授。32年には第1回中国視察物理学者代表団員として中国に渡航。高エネルギー粒子の衝突における多重発生現象の研究をすすめ、その成果は世界的に注目された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木庭二郎」の解説 木庭二郎 こば-じろう 1915-1973 昭和時代後期の物理学者。大正4年3月7日生まれ。中村光夫の弟。核物理学を専攻。昭和29年京大教授,38年コペンハーゲン大のニールス-ボーア研究所教授に転出。朝永(ともなが)振一郎の繰り込み理論の研究などに協力,のち高エネルギー粒子研究で業績をあげた。昭和48年9月28日コペンハーゲンで死去。58歳。東京出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by