木村好子(読み)キムラ ヨシコ

20世紀日本人名事典 「木村好子」の解説

木村 好子
キムラ ヨシコ

大正・昭和期の詩人



生年
明治37(1904)年1月10日

没年
昭和34(1959)年10月24日

出生地
愛媛県

旧姓(旧名)
白河

経歴
大正11年上京し、昭和2年詩人・遠地輝武(本名・木村重雄)と結婚赤松月船に詩を学んでいたが、5年プロレタリア詩人会、6年日本プロレタリア作家同盟に参加し、詩「洗濯デー」「落葉」などを発表。戦後は21年に共産党に入党し、23年「新日本詩人」結成に参加。34年詩集「極めて家庭的に」を刊行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村好子」の解説

木村好子 きむら-よしこ

1904-1959 大正-昭和時代の詩人。
明治37年1月10日生まれ。はじめ赤松月船に詩をまなぶ。昭和2年遠地(おんち)輝武と結婚。プロレタリア詩人会に参加。23年「新日本詩人」結成に参加。第1詩集「極めて家庭的に」は闘病中に夫によって編まれた。昭和34年10月24日死去。55歳。愛媛県出身。旧姓は白河。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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