赤松月船(読み)アカマツ ゲッセン

20世紀日本人名事典 「赤松月船」の解説

赤松 月船
アカマツ ゲッセン

大正〜平成期の詩人 曹洞宗権大教正。



生年
明治30(1897)年3月22日

没年
平成9(1997)年8月5日

出生地
岡山県浅口郡鴨方町

旧姓(旧名)
藤井 卯七郎

学歴〔年〕
東洋大学国漢文科,日本大学宗教科

経歴
9歳で小僧に出されるが、小学校を終える頃住職赤松家の養子となり修行する。大正7年上京し、日本大学、東洋大学で学びながら生田長江師事し、詩、小説、評論を発表。14年詩集「秋冷」を刊行し、以後花粉の日」などを刊行。昭和11年帰郷して洞松寺住職となり、16〜20年平川村(岡山県)村長もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤松月船」の解説

赤松月船 あかまつ-げっせん

1897-1997 大正-平成時代の僧,詩人。
明治30年3月22日生まれ。曹洞(そうとう)宗。赤松仏海の養子。愛媛の瑞応寺,福井永平寺などで修行。大正7年上京して生田長江に師事。佐藤春夫,室生犀星(むろう-さいせい)らとであい文学活動をはじめる。昭和11年郷里の岡山県にかえり,のち洞松寺,善福寺の住職。平成9年8月5日死去。100歳。旧名は藤井卯七郎。詩集に「秋冷」「花粉の日」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「赤松月船」の解説

赤松 月船 (あかまつ げっせん)

生年月日:1897年3月22日
大正時代-平成時代の詩人;曹洞宗僧侶。洞松寺住職
1997年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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