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木村安兵衛 きむら やすべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

木村安兵衛 きむら-やすべえ

1817-1889 明治時代の実業家。
文化14年6月20日生まれ。下総(しもうさ)相馬郡川原代村(茨城県)のもと郷士。明治2年子の英三郎とともに東京芝に文英堂をひらき,パンの製造・販売にのりだす。屋号を木村屋にかえ,7年銀座4丁目に進出し,酒種酵母をつかったあんパンを創製,東京名物として評判となった。明治22年7月26日死去。73歳。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

木村安兵衛

没年:明治22.7.26(1889)
生年:文化14(1817)
明治時代の実業家,パン製造業者。常陸国(茨城県)生まれ。明治維新で武士の職を失い,東京府授産所の事務職に就いたが,パンの製法を知っているコックに出会い,明治2(1869)年意を決してパン屋「文英堂」を芝日蔭町(港区)に開店。パンの製造販売に乗り出した。3年に火災に遭い,尾張町(中央区銀座)に移転。屋号を「木村屋」と改め,日本人の口に合うパンの製法を模索し,7年銀座煉瓦街に店舗を移して,米糀を利用した独自の製法による「あんパン」を1個5厘で発売。文明開化で賑わう東京名物として人気を博し,米食からパン食への道を切り開いた。<参考文献>木村屋総本店編『木村屋総本店百二十年史』

(関井光男)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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