木村香雨(読み)キムラ コウウ

20世紀日本人名事典 「木村香雨」の解説

木村 香雨
キムラ コウウ

明治期の南画家



生年
天保13年12月9日(1843年)

没年
大正1(1912)年11月3日

出生地
陸奥国仙台(宮城県)

本名
木村 長明

別名
幼名=熊之助,字=子徳,別号=芝石山房

経歴
草野東蕙及び東東萊について画を学ぶ。長崎その他諸国を漫遊し、のち京都に住んで活動した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村香雨」の解説

木村香雨 きむら-こうう

1843*-1912 幕末-明治時代の画家。
天保(てんぽう)13年12月生まれ。草野東蕙に四条派を,東東莱(とうらい)に文人画をまなび,各地歴遊。明治13年以後は東京にすみ,内国勧業博覧会,絵画共進会などに出品した。大正元年10月3日死去。71歳。陸奥(むつ)仙台出身。名は長明。通称は熊之助。初号は陸山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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