木灰(読み)キバイ

デジタル大辞泉 「木灰」の意味・読み・例文・類語

き‐ばい〔‐ばひ〕【木灰】

草木を焼いてつくった灰。肥料・あく抜きなどに用いる。もっかい。

もっ‐かい〔モククワイ〕【木灰】

草木を焼いた灰。きばい

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精選版 日本国語大辞典 「木灰」の意味・読み・例文・類語

き‐ばい‥ばひ【木灰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 草木などを焼いて作った灰。あく抜きや肥料などに用いられる。わら灰、石灰(いしばい)などに対していう。もっかい。
    1. [初出の実例]「『小便灰』(藁灰又は木灰に熟した小便をまぜて掻きまはしたもの)がよいといふものがゐたが」(出典:稲熱病(1939)〈岩倉政治〉五)
  3. (うわぐすり)を溶けやすくするために加える溶媒一つ。その中の炭酸石灰分が利用される。

もっ‐かいモククヮイ【木灰】

  1. 〘 名詞 〙 草木を焼いて作った灰。きばい。

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