木田町(読み)きだまち

日本歴史地名大系 「木田町」の解説

木田町
きだまち

[現在地名]福井市西木田にしきだ一―三丁目

木田村の北陸街道沿いの主要部分が市街化したもので、ほり町付近で曲がって東方へ延びる街道沿いに木田中きだなか町・同ひがし町・同つじ町と続き、南折して同しん町・同あら町と続いて新屋敷下しんやしきしも町に連続する。荒町のみ年貢を納める地方町。

正徳三年(一七一三)頃の御城下惣町間数帳には「木田往還中町 六拾四間、東町ヨリ堀町迄、但道幅四間」「木田往還東町 四拾四間、辻町ヨリ中町迄但上下二間分、但道幅四間」「木田往還辻町 五拾八間、新町ヨリ東町迄、但道幅四間」「往還木田新町 四拾間、荒町ヨリ辻町迄、但道幅三間半」「地方往還木田荒町 三拾弐間、新屋鋪町ヨリ新町迄、但道幅三間半」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android