…父の後を継いで覚吽院の住持となり,やがて当山派の総学頭,法印大僧都に任ぜられ,同派中で重きをなした。修験や悉曇に関する数多くの著作を残したが,その中で《木葉衣(このはごろも)》2巻(1832)と《踏雲録事(とううんろくじ)》1巻(1836)の2著は,江戸末期の修験道衰退の現状を顧みて,これを復興しようとする意図のもとに,修験道の来歴,故事伝承をつづったものとして注目される。1841年3月,覚吽院で没した。…
…この衣は,俗人の直垂(ひたたれ)と類似し,俗体を本義とする修験の意図にかなっている。江戸後期に行智の著した,修験道入門書ともいうべき《木葉衣(このはごろも)》に,鈴(篠)懸の語義は,山岳修行で篠(ささ)が掛かる意だとある。天台系の本山派は卵色の麻,真言系の当山派は赤色の柿衣,羽黒派は獅子模様を描いた摺衣を使用する。…
※「木葉衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新