日本歴史地名大系 「木虎谷二号墳」の解説 木虎谷二号墳きとらだににごうふん 兵庫県:赤穂市原村木虎谷二号墳[現在地名]赤穂市有年原千種(ちくさ)川が支流の矢野(やの)川と合流する辺りの小盆地に面する山の南斜面に位置する。山間ではあるが旧山陽道が通る交通の要地である。一五基の円墳からなる木虎谷古墳群の一つで、県指定史跡。東のそうけ谷に一〇基、西の原(はら)小学校裏山には九基が隣接する。さらにこれらの東の山地、また千種川を隔てた西の山地にも多数の小古墳が群集する。径約一五メートル、高さ約六・五メートル、主体は南に開口する両袖式の横穴式石室で、石室は赤穂市では最大の全長九・五メートル、玄室の長さ五・三メートル、幅二・二メートル、高さ二・四メートル。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by