木谷利一郎(読み)きたに りいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木谷利一郎」の解説

木谷利一郎 きたに-りいちろう

野間宏小説真空地帯」の主人公
無実の罪で陸軍刑務所にはいり,2年後上等兵から一等兵に降等されて帰隊。自分をおとしいれた張本人をさぐり,上官同士の対立と不正腐敗の隠ぺい工作の犠牲となったことを知る。上官をなぐりたおし,脱走をくわだてるが失敗し,前線におくられる。昭和27年河出書房から刊行

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む