日本歴史地名大系 「木間村」の解説
木間村
このまむら
嘉禎三年(一二三七)の奥書をもつ「祝詞段」に「此間大平ニ若宮サンソン」とあり「此間」は木間郷と推定される。永禄九年(一五六六)八月の武田信君等奉書案(金子文書)に「御射山祭之時大祝殿宿之事、任旧規六ケ所郷人可造営之由」とある穴山梅雪らの奉書案中、六郷のうちに「木之間之郷」と記されている。元禄一五年(一七〇二)の信濃国郷帳に木間村を親郷とする枝郷に
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報