末口物(読み)すえくちもの

精選版 日本国語大辞典 「末口物」の意味・読み・例文・類語

すえくち‐もの すゑくち‥【末口物】

〘名〙 材種一つ産地市場とではその規格を異にしたが、一般には長さ四間以上、末径一尺五寸以上の皮剥(かわはぎ)丸太をいう。
※俳諧・談林十百韻(1675)下「あるひは巖をまくら問答〈一朝〉 山道や末口ものの手木つかひ〈雪柴〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android