本位田村(読み)ほんいでんむら

日本歴史地名大系 「本位田村」の解説

本位田村
ほんいでんむら

[現在地名]佐用町本位田

長尾ながお村の北、佐用川中流右岸の佐用盆地北部に位置し、高田たかた塩田しおたかんむりの三集落がある。南境を江川えかわ川が南流して佐用川に合流する。中世佐用さよ庄に含まれ、建長二年(一二五〇)一一月の九条道家初度惣処分状(九条家文書)に佐用庄内本位田とみえ、道家から嫡孫忠家に譲られている。観応元年(一三五〇)一二月五日、赤松円心の遺領の佐用庄内本位田ほかを円心嫡男の赤松範資が相続している(「足利尊氏袖判下文案」森川文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む