本命星(読み)ホンミョウショウ

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精選版 日本国語大辞典 「本命星」の意味・読み・例文・類語

ほんみょう‐しょうホンミャウシャウ【本命星】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人の生年にあたる星。北斗七星および金輪星、妙見星のいずれかをいう。
    1. [初出の実例]「巳時、有北斗本拝事〈略〉仮令、巳年生人、巳年巳月巳日巳時、向巳方本命星也。十三年一度廻遇」(出典玉葉和歌集‐建久八年(1197)四月二日)
  3. 九星占いでいう生年の星。一白・二黒・三碧など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の本命星の言及

【九星】より

…九星による運勢判断は,昭和初年ごろには暗記していた老人もあったが,近年は関心も薄れ,九星によって結婚相手との相性を判断することも衰微してきた。 九星術では,自分の生れ年の九星を本命星(ほんみようしよう)といい,本命星が在宮する方位をその人の〈本命(ほんめい∥ほんみよう)〉,本命の反対の方角を〈的殺〉といって,ともに1年間は凶方とされる。また本命星が中宮にある年は,本人にとって本命も本命的殺もない。…

※「本命星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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