日本歴史地名大系 「本山町村」の解説 本山町村もとやままちむら 長野県:塩尻市宗賀地区本山町村[現在地名]塩尻市大字宗賀 本山塩尻市南部奈良井(ならい)川東岸にあたり、西には尖剣山がある。中山道の宿場でもある。東西は山が迫り、北は牧野(まきの)村、南は日出塩(ひでしお)村に接する。古代は崇賀(そが)郷に属し、そのなかの草茂(くさも)庄に含まれる。和銅六年(七一三)吉蘇路(きそじ)の開通により、東山道の通路となる。中世は現本山本陣跡の地に本山氏の館があり、その東方山上に本山城跡(掛上城)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by