本所相生町五丁目(読み)ほんじよあいおいちようごちようめ

日本歴史地名大系 「本所相生町五丁目」の解説

本所相生町五丁目
ほんじよあいおいちようごちようめ

[現在地名]墨田区みどり一丁目

本所相生町四丁目の東に続く片側町。東は本所緑ほんじよみどり町一丁目、北は武家地、南はたて川に面し、対岸本所林ほんじよはやし町一丁目。寛文元年(一六六一)町域の東角表間口京間二〇間・四〇〇坪が茶屋長意の拝領地となるが、その際の町名は不明。天和三年(一六八三)上地となり、一円代官支配の百姓地となった。元禄元年(一六八八)本所が取立てられると再び茶屋長意の拝領地となり、同七年表京間一八間余・三六七坪余が浅草・本所両御米蔵入堀常浚請負人拝借地となり、同一〇年表田舎間一八間・三八九坪余が深川元ふかがわもと町・六間堀ろつけんぼり(現江東区)の代地となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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