本朝軍器考(読み)ホンチョウグンキコウ

デジタル大辞泉 「本朝軍器考」の意味・読み・例文・類語

ほんちょうぐんきこう〔ホンテウグンキカウ〕【本朝軍器考】

江戸中期の故実書。12巻。新井白石著。元文元年(1736)刊。古代からの武器沿革制度を、部類を立てて考証した書。

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精選版 日本国語大辞典 「本朝軍器考」の意味・読み・例文・類語

ほんちょうぐんきこうホンテウグンキカウ【本朝軍器考】

  1. 江戸中期の故実書。一二巻。新井君美白石)著。享保七年(一七二二)跋、元文五年(一七四〇)刊。古代からの軍器の制度・構造・沿革などについて、旗幟弓矢甲冑などに部類して考証したもの。全一二類一五一条から成る。付考として、白石の義弟、朝倉景衡編になる「本朝軍器考集古図説」がある。

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