本栖村(読み)もとすむら

日本歴史地名大系 「本栖村」の解説

本栖村
もとすむら

[現在地名]上九一色村本栖・富士ふじ

精進しようじ村の南に位置し、富士山北西の青木あおきはら樹海および南東大室おおむろ(一四六八メートル)西境りゆうヶ岳、北の烏帽子えぼし岳などの高山斜面山地に立地。本栖湖がある。東は郡内領成沢なるさわ(現鳴沢村)、西は河内領中倉なかのくら村・釜額かまひたい(現下部町)、南は根原ねはら(現静岡県富士宮市)中道なかみち往還の甲駿国境に位置し口留番所が置かれた。村名はもと本巣とも書き、巣鷹山があったことに由来するという(甲斐国志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android