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本然の性 ホンゼンノセイ

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デジタル大辞泉の解説

ほんぜん‐の‐せい【本然の性】

中国宋代の儒学者が人間性について提起した学説の一。すべての人が平等に持っているとされる、天から与えられた自然の性。→気質の性

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大辞林 第三版の解説

ほんぜんのせい【本然の性】

宋学で、人間がすべて平等に備え持って生まれた至善で汚れのない性。 → 気質の性

出典|三省堂
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世界大百科事典内の本然の性の言及

【性善説】より

…孟子の性善説では悪の起源を十分に説明することができない。そのため宋の朱熹(しゆき)(子)は孟子の性善説を継承しながらも,人の性を〈本然の性〉と〈気質の性〉とに分けて,この難点を解決しようとしたのである。性悪説【日原 利国】。…

【性即理】より

は本来善悪とは関係のない存在論的なカテゴリーであるが,朱子学では心を形づくる気は不善への可能性をはらむとみなすので,情=気の発動いかんによっては本来的に天から賦与されている善性=理がゆがめられるおそれがある。これを性の立場から言えば,人間の本性はゆるぎなき善であるがそれはあくまで理想態であって(これを本然の性と呼ぶ),理はつねに気と結合しており気を通してしか自己を現実化できず,またそもそも情のない人間はありえないので,現実の人間の性は純然たる善だとはけっして言えないのである(これを気質の性という)。このように朱子学では性善説にもとづきながらも,人間を楽天的・一面的にとらえず,理と気,性と情を峻別したうえで,気質の性から本然の性への復帰を主張するのである。…

※「本然の性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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