本瑞寺(読み)ほんずいじ

日本歴史地名大系 「本瑞寺」の解説

本瑞寺
ほんずいじ

[現在地名]三浦市三崎一丁目

三崎みさき町中央の高台じようヶ島を南にながめる所にあり、光念こうねん寺に隣接する。海光山と号し、曹洞宗本尊地蔵菩薩は三浦道寸・荒次郎父子の守本尊と伝え、開基は三浦荒次郎義意、開山は仏光普照(三崎志)中興開山は寛永一六年(一六三九)没の文広(風土記稿)。別称を桜御所といい、椿御所・桃御所とともに三崎三御所の一つで、鎌倉将軍家の来訪もあったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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