本馬(読み)ホンマ

デジタル大辞泉 「本馬」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ま【本馬】

江戸時代宿場に置いた駄馬の一。1駄として定められていた積荷量は40貫(約150キロ)または36貫(約135キロ)。→軽尻からじり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本馬」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ま【本馬】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府公用者や諸大名一定賃銭で使用できる宿駅の駄馬。その積荷量は軽尻の倍で、約四〇貫目であった。ほんうま。〔地方凡例録(1794)〕

ほんま【本馬】

  1. 奈良県御所(ごせ)市の北東部の地名。もと葛上郡本馬村。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android