札内岳(読み)さつないだけ

日本歴史地名大系 「札内岳」の解説

札内岳
さつないだけ

中札内村の北西、帯広市との境界にある。標高一八九五・五メートル。日高山脈の中央部東側に位置し、西側日高支庁日高郡新冠にいかつぷ町境のエサオマントッタベツ岳から壮年期の地形を示し、東の稜線十勝幌尻とかちぽろしり岳が続く。南側から札内川が源を発して南東、さらに南へ流下し、北側からは戸蔦別とつたべつ川上流のエサオマントッタベツ川・ピリカペタヌさわ川が北へ流下し、各支谷を深く刻む。頂上下の南西斜面にカールが形成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の札内岳の言及

【中札内[村]】より

…人口4319(1995)。十勝川支流の札内川中・上流域を占め,西部には札内岳(1896m)をはじめ,日高山脈の山々がそびえる。国道236号線が通じる。…

※「札内岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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