札箱(読み)ふだばこ

精選版 日本国語大辞典 「札箱」の意味・読み・例文・類語

ふだ‐ばこ【札箱・札筥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 香道用語。十香などの組香において用いる香札を入れる箱。
    1. [初出の実例]「札箱、香炉、二重香箱、札包十、下の箱に入」(出典:随筆・卯花園漫録(1809)四)
  3. 守り札を入れる箱。
    1. [初出の実例]「ムウ、幸ひな物がある。お宮、あのお札箱を爰へ」(出典:歌舞伎・阿国御前化粧鏡(1809)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む