朴実(読み)ボクジツ

精選版 日本国語大辞典 「朴実」の意味・読み・例文・類語

ぼく‐じつ【朴実・樸実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かざりけがなくまじめなこと。また、そのさま。朴質。
    1. [初出の実例]「於寺熟人也。且勤紀綱、平生朴実仁也云々」(出典蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)正月一九日)
    2. [その他の文献]〔宋史‐李燔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「朴実」の読み・字形・画数・意味

【朴実】ぼくじつ

素朴で実直。唐・柳宗元〔唐故秘書少監陳公行状〕干卷り。深古老、~紀事朴實なり。

字通「朴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android