杉ノ馬場(読み)すぎのばば

日本歴史地名大系 「杉ノ馬場」の解説

杉ノ馬場
すぎのばば

[現在地名]和歌山市杉ノ馬場一―五丁目

九軒町くけのちよう筋西側の南北の通りに面する町で、南端元博労もとばくろう町の西端、北端は一部鉤の手となって紀ノ川堤防に通じる。南端西側には伝法でんぼう川が流れ、その北側角に藩の伝法御仕入役所(現杉ノ馬場一丁目)、四丁目付近の東側に城代鈴木四郎兵衛家(一千石)などがあった(文化七年「御家中官禄人名帳」)

杉ノ馬場筋より西へ三本の横道がある。南の道は屏風びようぶ(現屏風丁)で鉤形に折れる通りの両側武家屋敷が並ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む