杉池(読み)すぎいけ

日本歴史地名大系 「杉池」の解説

杉池
すぎいけ

[現在地名]両津市赤玉

小佐渡山地の北端国見くにみ(六二九・五メートル)の下手、分水嶺付近の窪地、字長面ながもてにあり、もと池ともいう。小佐渡山中唯一の湧水池。面積八〇平方メートル。池中には島内でも珍しいミズバショウも生育する。池の湧水は地下を通り、近くの面積三千三〇〇平方メートルのひょうたん池に湧出する。池を囲む一帯コナラ巨木が林立し、ミズナラ・エゾイタヤなどが混じる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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