現代外国人名録2016 「李娜」の解説
李 娜
リ・ナ
Li Na
- 職業・肩書
- 元テニス選手
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1982年2月26日
- 出生地
- 湖北省武漢
- 学歴
- 華中科学技術大学
- 経歴
- 6歳からバドミントンを始めるが、体育学校の教師より“打つ姿勢がテニス向き”といわれ、9歳でテニスに転向。1999年プロに転向。プロ3年目の2002年途中から約2年間、完全にテニスから離れた生活を送った後、2004年広州国際シングルスで中国初のソニー・エリクソン女子テニス協会(WTA)ツアー優勝を飾る。2005年全豪オープンで4大大会本戦に初出場。2006年中国女子として初めて世界ランク30位以内に入り、全英オープン(ウィンブルドン)では中国女子初の8強入り。2008年1月オーストラリア・ゴールドコースト大会で4年ぶりのツアー2勝目を挙げる。8月北京五輪はベスト4。2009年全米オープンでベスト8。2010年全豪オープンでは鄭潔とともに中国選手2人が初めて4大大会で4強入り。ウィンブルドンは8強。2011年の全豪オープン・シングルスではアジア選手として初めて4大大会で決勝に進んだ。6月のウィンブルドンでフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)を破り、アジア選手として4大大会シングルスを初めて制する快挙を成し遂げた。大会後の世界ランキングではクルム伊達公子が持つアジア最高位の4位に並んだ。2013年全豪オープン準優勝。2014年同大会を31歳で制し、史上最年長女王となった。手術を受けた膝の不調を理由に同年9月引退を表明。パワフルで攻撃的なストロークが持ち味だった。4大大会2勝。世界ランキングの最高位は2位。172センチ、65キロ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報