李崎村(読み)すもんざきむら

日本歴史地名大系 「李崎村」の解説

李崎村
すもんざきむら

[現在地名]長岡市李崎町

長岡町の北方二里近くを隔て、信濃川左岸近く、長岡と与板よいた(現三島郡与板町)を結ぶ幹線道路に沿って形成された集落古志こし郡に属し南は川袋かわぶくろ村、北西三島さんとう蔦都つたいち新田(現与板町)。天正村名考(温古之栞)に「すもん崎五十八軒」と伝える。元和四年(一六一八)の長岡藩知行目録に村名がみえ、高一二六石五斗余。元禄郷帳では高一二六石五斗余。旧高旧領取調帳では高七六九石余で天保郷帳と同高。長岡藩下河根組に属した。脇川わきがわ新田とは地所が入組んでいたため、度々境界争いを起こした。その境界にこんもりとした森があり、これを論所ろんしよの森と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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