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李淳風 りじゅんぷうLǐ Chún fēng

世界大百科事典 第2版の解説

りじゅんぷう【李淳風 Lǐ Chún fēng】

602‐670
中国,唐初の天文学・数学者。岐州雍県(陝西省鳳翔)の人。太史令を歴任。633年(貞観7),黄道環,赤道環,白道環よりなる三辰儀を備えた渾天儀を新たに作った。《晋書》と《隋書》の天文志と律暦志を編み,また《算経十書》の注釈を行った。高宗のとき,日本では儀鳳暦として知られる麟徳暦を編んだ。彗星の尾は常に太陽と反対側にくる事実を発見し,天文気象現象の記録を整理したが,また《乙巳占》を著した。【橋本 敬造】

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世界大百科事典内の李淳風の言及

【気象学】より

…【高橋 浩一郎】
[中国の気象学史]
 中国では3000年前の殷代の甲骨文のなかに気候に関する多くの記録があり,戦国時代には生物気候学的な観察が増加し,漢代以後には風,雲,湿度,降水量などの観測などがなされるようになり,天気の変化の規則が知られるようになった。風については,殷代に東風を(きよう),南風を(び),西風を彝(い),北風を吺(しゆ)とよんだが,唐代の李淳風の《乙巳占》には十二支,八つの干,四つの卦名を組み合わせた24の風向の名称が見える。前漢には,風向を知るための示風旗が変化した俔(けん)とよばれる風向計があり,別に相風銅鳥があって風向計(風見鶏)として発達し,晋代以後には木製の相風鳥も作られた。…

※「李淳風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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