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材料革命 ざいりょうかくめいmaterial revolution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

材料革命
ざいりょうかくめい
material revolution

第2次世界大戦を機として進展した技術革新によって,合成化学製品,半導体,新金属など新規の材料品種が出現したが,これに伴って発生した産業諸分野での現象をいう。新規の材料品種は技術革新の成果によって,投入材料量の節約,製品品質の向上に役立つなどの強みをもち,既存材料との競合,代替ないし新領域の開拓などを推進した。石油化学製品が既存のカーバイド製品,発酵製品を駆逐したり,合成繊維が天然繊維を浸食したのは代表例。 1980年代に入ると,セラミックス,複合材料の研究が活発になり,1986年には高温超伝導材料が発見され,IC分野の発展に大きな期待が寄せられている。計算理論,計算技術の進展により,材料革命は新たなステージに入りつつある。

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