村上省三(読み)ムラカミ セイゾウ

20世紀日本人名事典 「村上省三」の解説

村上 省三
ムラカミ セイゾウ

昭和・平成期の血液学者 元・東京女子医科大学教授。



生年
大正5(1916)年2月9日

没年
平成11(1999)年12月24日

出身地
広島県

学歴〔年〕
東京帝大卒

経歴
東京女子医科大学教授、日赤中央血液センター所長を務め、のち日本赤十字社参与。エイズが血液を介して広まる感染症であることが疑われ出した昭和57年末頃から、エイズに関する文献厚生省に送り、同省が58年エイズ研究班を発足させるきっかけを作った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上省三」の解説

村上省三 むらかみ-せいぞう

1916-1999 昭和-平成時代の血液学者。
大正5年2月9日生まれ。日本赤十字社勤務などをへて,東京女子医大教授。日赤中央血液センター所長をつとめ,のち日赤参与。日本輸血学会会長。輸血の研究,臨床にあたり,昭和57年ごろエイズに関する文献を厚生省におくり,エイズ研究班発足の糸口をつくった。平成11年12月24日死去。83歳。広島県出身。東京帝大卒。著作に「輸血」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む