村夫子(読み)ソンプウシ

デジタル大辞泉 「村夫子」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぷうし【村夫子】

《「そんふうし」とも》村の学者田舎先生。また、見識の狭い学者をあざけっていう。
「毎日子供たちを教えに行く―の身に甘んじている」〈藤村夜明け前

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精選版 日本国語大辞典 「村夫子」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぷうし【村夫子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「そんふうし」とも ) いなかの学者。また、見識のせまい学者を嘲笑していう語。
    1. [初出の実例]「我、村夫子(〈注〉イナカノセンセイ)を以て終らば、卿も亦卿が先祠中に配食せん」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)
    2. [その他の文献]〔陸游‐春日雑興詩〕

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