日本歴史地名大系 「村屋」の解説
村屋
むらや
近世は
天平一九年(七四七)大安寺伽藍縁起並流記資財帳に「式下郡村屋」、後金剛般若経料銭下充帳(正倉院文書)天平宝字二年(七五八)九月三〇日条に「杜屋」、「延喜式」(雅楽寮)に「社屋村」、建長三年(一二五一)六月の永舜田地寄進状(東大寺文書)に「守屋 城下郡」、永仁二年(一二九四)の大仏灯油料田記録に「森屋 東大寺 十市郡東郷十九条三里」と記す地に比定される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報