村山連立内閣(読み)むらやまれんりつないかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

村山連立内閣
むらやまれんりつないかく

1994年6月,社会党の村山富市委員長を首班として成立した社会党,自民党,新党さきがけ連立内閣羽田内閣が総辞職したことを受け,社会党は自民,さきがけ両党と政権協議を進める一方,羽田内閣の連立与党とも政権復帰へ向け協議した。社会党・さきがけがまとめた「合意事項」を自民が受入れ,村山を首相に推すことを党議決定したのに対し,新生,公明両党との協議は不調に終った。通常国会会期末の6月 29日,村山と連立与党の擁立した海部俊樹元首相 (自民を離党) が衆院本会議で争い,決選投票の結果,村山が勝利,第 81代 52人目の首相となった。社会党からの首相は 47年就任の片山哲氏以来 47年ぶり2人目。村山首相は「人にやさしい政治」などハト派色を打出すとともに,(1) 自衛隊合憲,(2) 日米安保条約堅持,(3) 中立政策は歴史的使命終える,(4) 日の丸・君が代尊重など,従来の社会党の基本政策を大きく転換させた。

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