村松虚空蔵堂(読み)むらまつこくうぞう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

村松虚空蔵堂
むらまつこくうぞうどう

茨城県那珂(なか)郡東海村村松にある真言(しんごん)宗豊山(ぶざん)派の寺。正称は村松山日高寺。本尊は虚空蔵菩薩(ぼさつ)。807年(大同2)空海の開基と伝えられ、中世には寺運隆盛であったが、1485年(文明17)佐竹氏の乱で諸堂を焼失、その後再建され、徳川家康・光圀(みつくに)の外護(げご)により堂宇などを修理した。しかし、1900年(明治33)諸堂を焼失し、1980年(昭和55)再建された。毎年3月には13歳の子の厄払いをし智慧(ちえ)を授けてもらう十三詣(もうで)の行事があり、参拝者が多い。[眞柴弘宗]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の村松虚空蔵堂の言及

【東海[村]】より

…茨城県東部,那珂郡の村。人口3万2727(1995)。久慈川河口南岸にあり,太平洋に面する。村域の大部分は常陸台地上にあり,海岸沿いに砂丘が発達する。かつては純農村であったが,1956年日本原子力研究所の東海研究所建設が始まり,動力炉・核燃料開発事業団東海事業所,日本原子力発電東海発電所などが次々に設置され,原子力施設を中心にした地域整備が進められた。これに関連して民間の原子力産業事業所も進出し,日本を代表する原子力研究センターとなっている。…

※「村松虚空蔵堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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