群雨(読み)ムラサメ

デジタル大辞泉 「群雨」の意味・読み・例文・類語

むら‐さめ【群雨/×叢雨/村雨】

ひとしきり激しく降り、やんではまた降る雨。にわか雨。驟雨しゅうう
[類語]俄か雨通り雨夕立時雨驟雨スコール雨天荒天悪天雨空梅雨空雨降り雨催い雨模様遣らずの雨降雨一雨お湿り慈雨山雨小雨涙雨微雨細雨煙雨霧雨糠雨小糠雨大雨・どか雨・篠突く雨風雨暴風雨豪雨強雨雷雨白雨照り降り雨日照り雨天気雨狐の嫁入り春雨はるさめ春雨しゅんう卯の花腐し五月雨さみだれ五月雨さつきあめ地雨長雨淫雨霖雨涼雨秋霖秋雨初時雨村時雨氷雨冷雨雨氷酸性雨

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精選版 日本国語大辞典 「群雨」の意味・読み・例文・類語

むら‐さめ【群雨・叢雨・村雨】

  1. 〘 名詞 〙 にわかに群がって降る雨。激しくなったり弱くなったりして降る雨。にわか雨の類。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「庭草に村雨(むらさめ)降りてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり」(出典万葉集(8C後)一〇・二一六〇)

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