普及版 字通 「杠」の読み・字形・画数・意味
杠
7画
[字訓] よこぎ・はたざお
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は工(こう)。工に、左右にわたってゆるくそりのあるものの意がある。虹がその形。〔説文〕六上に「牀の木なり」とあり、すべて横にわたした木をいう。〔孟子、離婁下〕「の十一、徒杠る」とは、うち橋を渡す意である。〔爾雅、釈天、講武〕に「素錦もて杠を綢(つつ)む」とあり、長さ三仞の旗竿をいう。
[訓義]
1. よこ木、牀前のよこ木。
2. はたざお。
3. うちばし、こばし。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕杠 利久比(きりくひ)〔名義抄〕杠 ヒラキ 〔立〕杠 ハシ・イシハシ・サヲ・ハタノエ・キリクヒ
[熟語]
杠架▶・杠蓋▶・杠杆▶・杠轂▶・杠首▶・杠房▶・杠梁▶・杠鈴▶
[下接語]
雲杠・金杠・空杠・脩杠・石杠・綢杠・長杠・徒杠・韜杠
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報