旗竿(読み)ハタザオ

デジタル大辞泉 「旗竿」の意味・読み・例文・類語

はた‐ざお〔‐ざを〕【旗×竿】

旗をつけて掲げるためのさお。
アブラナ科越年草海辺砂地山野に生え、高さ約70センチ。旗竿のように直立し、茎に互生する葉は長楕円形で、基部は矢じり形となり茎を抱く。春から夏に、白い4弁花を総状につける。果実は細長く、果皮が二つに裂ける。

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精選版 日本国語大辞典 「旗竿」の意味・読み・例文・類語

はた‐ざお‥ざを【旗竿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旗をつける竿。
    1. [初出の実例]「旗ざほ共ひきそばめひきそばめ馬の腹帯をかため」(出典:平家物語(13C前)二)
  3. アブラナ科の越年草。北半球温帯に広く分布し、各地の山野・砂地にはえる。高さ〇・五~一メートル。根生葉は倒披針形で放射状につき、縁は歯牙状。茎葉は披針形、または長楕円形で基部は切れ込み、茎を抱く。春から夏、茎頂の総状花序にごく小さな白い四弁花が次々と咲く。果実は長さ四~六センチメートルの線形で花軸に沿って直立する。漢名、南芥菜。〔物品識名(1809)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「旗竿」の意味・わかりやすい解説

旗竿
はたざお
flag stick

ゴルフコースでグリーン上のホールの位置を示すために立てられる標識。一般的にはピン pinという。7フィート (約 2.1m) 以上の竿 (さお) の先端に旗がついている (旗でなくてもかまわない) 。この旗とは別に,竿に球状目印をつけるところが多く,目印が竿の中央より上部の場合はホールの位置がグリーンの中央より奥,下部にあるときはホールが中央より手前にあることを示している。また,アメリカのペンシルバニアの名門コース,メリオン・ゴルフクラブでは旗の代わりに赤いかごを使用しており,名物となっている。

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普及版 字通 「旗竿」の読み・字形・画数・意味

【旗竿】きかん

旗杆

字通「旗」の項目を見る

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動植物名よみかた辞典 普及版 「旗竿」の解説

旗竿 (ハタザオ)

学名Arabis glabra
植物。アブラナ科の越年草

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防府市歴史用語集 「旗竿」の解説

旗竿

 旗をかかげるための竿です。

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